【Z世代って結局なんなの?】世界と私のAtoZを読んで。

読書感想文

こんにちは、オクダです。
今回は読書記録を投稿したいと思います。

本は「世界と私のAtoZ」

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どんな本なの?

アメリカのz世代(概ね1990年代後半〜2010年頃までに生まれた世代)である竹田ダニエルさんが、z世代とは?を教えてくれる。
大人が当てはめようとしているz世代と、リアルなz世代のズレは?またZ世代の価値観とは?

なぜこの本を選んだの?

竹田ダニエルさんはX(旧ツイッター)でよく見かける方でした。

フォローはしてなかったのですが、私が人生初の推しアイドル【XG】にハマった際、インタビュー記事を書いてるのを見かけてから、読ませていただくようになりました!
カラフルな本の装丁が目を引き、どんな本なんだろう?と興味を持ったのが手に取ったきっかけです。

感想とレビュー

12章からなる本書はZ世代について具体的な話しが織り交ぜられており、Z世代のイメージが湧きやすく最後まで考えながら読むことができました。
竹田さん自身がアジア系アメリカ人ということで、日本とアメリカの違いなども親近感を持ちながら読めてとってもおもしろかったです。

私自身はいわゆるミレニアル世代(概ね1981年〜1996年に生まれた世代)なので、その対比も「あー分かる分かる!」「うっ、痛いところをつく、、。」と一々反応しながら読んでしまいました。

オクダ
オクダ

z世代から「ダサい」と言われ、それにマジギレ自虐的にネタにしてしまうミレニアル世代。
なんだか想像に難くなく、切ないですね。

特に気になったPOINT3

仕事の意味

z世代は「自分を大切にする」ことに素直なイメージです。
体調が悪ければ無理なく休み、自分の得意を生かす。そして不得意なことは無理をしない。
私たちミレニアル世代から上はそこに遠慮がある気がします。一体誰に遠慮しているのでしょうか、、。

大人から見たら「地に足がついていない」ように見える若者も、実際は自分の健康や幸せを維持するためにどんな選択をすべきなのか、大人たちの誰よりも現実的に、「自分に対する優しさ」を持って考えている。

「世界と私のAtoZ」より抜粋

同じ「会社」で働いていると、その「無理をしなかった部分」は必ず誰かにパスされます。
そのバランスの取り方を、違う世代、価値観同士でどう擦り合わせていくのか。

資本主義社会の会社員としてできることは、なんなのでしょうか、、。

推し活と応援のものさし

私が推し活デビューをしたのは去年の12月。
「XG」を発見したときのことでした。
昨今の推し活ブームに置いていかれてる感がありましたが、ついに私にもやってまいりました!

私が彼女たちを推すのは「エネルギーをもらえる」「私もやったろう!」と思えるから。
そして純粋に彼女たちの成長を見させてもらえるのが楽しいのと、音楽が好きだから。
最新曲のSARはドンピシャ好みで鬼リピです!(ギャル)

話しがXGに振れすぎましたが、本書ではZ世代の応援の物差しSNSと付き合い、人種問題についても書かれています。
SNSとともに育ったZ世代の価値観がどういうものなのか?
「なるほど〜」と、とても腑に落ちるところがありました。

推しがいる方にぜひ。世代がもし違ったとしても、同じ推しをどんな風に応援しているのかな?
と勝手に妄想して、勝手に親近感が湧きます。

Asian Pride

感想の方でも触れましたが、竹田ダニエルさんはアジア系アメリカ人だそうです。
その視点から、最近のアメリカでの「アジア系ブーム」について書いてくれています。

今アジア系の人たちが脚光を浴びてきている。というのは日本に住んでいる私でも感じます。
それと同時に、「今まで浴びてこなかったんだ。」という頭の片隅に浮かんでいました。

アジア系アメリカ人への差別や抑圧が軽視され続けたことについても、SNSを中心に違和感の声が上がり続けている。それはアジア人の文化では「声をあげる」という習慣があまりなかったり、社会に迷惑をかけずに静かに生きることを大切にしてきたことも影響している。

「世界と私のAtoZ」より抜粋

アジア人の影の薄さというか、もはや議題にも上がっていなかったのはこんなところが影響していたのか、と。

オクダ
オクダ

1アジア人として、人種や社会問題について積極的に学んで行きたいと思わせてくれました。

まとめ

「世界と私のAtoZ」年代としてのZ世代価値観としてのZ世代をとても分かりやすく書いてくださっています!

「最近、自分の価値観凝り固まってない?」
「社会問題や人種差別について気になるけどよく分からない。」

そんな方はぜひ手にとってみてはいかがでしょうか?

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